伝説の経験値を求めて 

生き方はシンプルに、人生はアバウトに

音楽とのエンカウント

みなさんは「音楽」の授業って好きでしたか? 

現役学生の方は「音楽」の授業は好きですか?

僕は嫌いでした。それも単純に嫌いな授業の1つとかではなく毛嫌いするほどのレベル。前回の記事で書いたバイクはうるさい…というのと同じく音楽は耳障りな音の集まりとかそんな風に思ってました。

 

ましてや合唱など不特定多数の生徒の中、1人ではないとは言え歌うという行為に羞恥を覚えずにはいられなかったのです。

 

そんな僕を変えたのはビートルズでした。

 

当時ビートルズ展が全国で開催されていてそのCMで流れていた「She loves you」が聞こえてきた瞬間、音楽に対する価値観が変わってしまったのを覚えています。

 

アップテンポのこの曲は英語力に乏しい僕に言語を超えた美しいメロディを聴かせてくれました。当然、歌詞なんて理解できません。

 

しかしストレートにあの娘が好きと歌っているのはわかります。ビートルズの曲は総じてちょうどいい長さに収まっていると思います。ヘイジュードのように7分超えの曲もありますが1962年にデビューし、1966年には来日し、惜しまれつつ1970年に解散するまで——駄曲など一曲も見当たらない上に全てが耳に心地いいリズムと時間で奏でられている……。

ロックやポップスに分類される楽曲がビートルズの大半ですが耳にやさしいというか飽きないというか、とにかく音楽という文字通りの音を楽しむ本分を全うしているような感覚なのです。

 

僕ごときがビートルズを語るのもおこがましい話なのですが、自分が生まれるよりだいぶ前に活躍していた彼らの音楽を未だに飽きず聴いていられるのはそれだけ偉大だということなのでしょう。

 

赤ジャケットに数字の1でかなり有名なビートルズの「1」というベストアルバム。

初めて買ったアルバムはこれでした。聴き過ぎてCDの裏面に傷がはいってしまったくらいです。ビートルズの虜になっていました。

 

影響を受けやすい質なので相当はまってしまったのでしょうが、歌うのもましてや楽器など授業で使っていたリコーダーや鍵盤ハーモニカくらいしか触ったことがなかった僕がギターを弾き始めたのもビートルズのおかげです。

 

そもそも趣味という趣味がなかった僕にとって、ビートルズは音楽を教えてくれたにとどまらず趣味を与えてくれました。

 

ジョンレノン、ポールマッカートニー、ジョージハリスン、リンゴスター。

 

バンドは四人編成ですが、耳に入ってくる情報は到底4人分とは思えないほどの濃密さ。当時の音響の最先端を使用していたそうですが、同じ機材を使っていたとしても彼ら4人でなければなし得ることのできない音楽が8年間の中にはあったのかもしれません。

解散後の個々人が制作した音楽もかなり聴きましたがビートルズ時代の曲と似ていてもやはり何か違う。

見解は見解を述べる人の数だけあるわけですし僕個人の意見としてはどっちも好き、でしょうか。

 

陳腐な表現ですがw

 

当時をリアルタイムで生きていた人と後からビートルズを知った人とでは感じ方が異なります。1966年のライブ会場で熱狂した人もいれば、2000年代に家のリビングでCDから流れてくる音源に感動した奴もいる。

 

ビートルズを聴いてしまった当時中学生だった少年は大人になっても貴重な出会いに感謝しているのでした。ただそれだけの話です。

ビートルズについて語りたいことはまだまだあるのですが今日はこの辺で。超長くなっちゃいそうなので……。