伝説の経験値を求めて 

サブカル趣味による生き様の開拓 。世界には楽しいことがいっぱい。

肺肺するようになってから今までの道のりで【4】

カテーテル、狂ってる

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本日もお読みいただきまして、誠にありがとうございます。ゲシバイヌと申します。

 

肺肺シリーズ、第4弾です。

 

今も時折甦る、あの戦慄。

全身麻酔が切れた後の傷口の痛みは、思いの外、大したことはない。

すごかったのは翌日。

 

 

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手術翌日、僕の肺内部の様子を探るためレントゲン技師の方が病室にやってきます。

 

僕自ら出向くのではなく、向こうからやってきました。

移動式のレントゲンを持参して。

 

そこで初めて、リクライニング式のベッドから起き上がることになります。

操作すれば自動で動くので、看護師の方がスイッチを押し、だんだん寝ている状態の僕の体は90度に近づいていく。

 

布団に入って寝ていて、そこから起き上がる何の気ない行動が、このときばかりは憎かった。

 

痛い!

痛い!

痛い!

 

看護師がスイッチを止め、「大丈夫ですか」と問うてきましたが、僕は我慢して「大丈夫です」と返答。

 

レントゲンを撮るために、起き上がった状態を少しばかりキープし、撮影が終わるのを心待ちにしていました。

 

やがて数枚取り終えると、早朝の試練は終了。

 

しかし、本当の痛さの問題はここにあらず。

これは、序の口だったんです。

 

下半身を見てみると、何か管が繋がれていました。

実際、手術後の意識が朦朧としているときにああ、管が繋がれているとはわかっていたのですが、朝の陽気に照らされたあのカテーテルは、ある意味神々しかった。

 

人間の排泄機能を管如きに託すのは、しょうがないとしてもあまり気持ちのいいものではない。

 

して、抜管がやってくるわけです。

 

息を止めて、意味を止める

 

口で息してください、とか、息を止めてくださいとか。

痛さを紛らわす行為としては、有効なのでしょう。

 

が。

導尿カテーテル抜管のときは、怖気が走る思いでした。

 

いつの間にか刺さっていたあの管を、感覚を取り戻している今になって抜くのか……。

頭まで痛くなってくる。

 

もはや、手術後から尿が出ている感覚はありませんでしたが、人間なので膀胱にたまったものは外へと排出されます。

知らない間に、袋の中に尿がたまっていきますが、その感覚はありません。

 

あるのは、違和感なんですよね。

経験された方は共感してくださるかもしれませんが、あのなんともいえない感覚が煩わしい。

 

感覚がなかったのに、感覚を取り戻した今。

僕のカテーテルは抜かれていく。

 

処置は10数秒くらいなもので、注射を我慢するノリで切り抜ければいいと思いつつも、管が抜かれていく感覚はしっかり伝わってきます。

 

地獄の10数秒でした。

 

手術云々よりも、このときが一番キツかったですね。

 

手術は、前にも後にも辛さが控えていると身に染みてわからされた経験になりました。

 

カテーテル抜管後は抜管後で、とんでもなく違和感ありますしね(^^;)

マジでキツかった……。

 

その経験が禁煙への架け橋

 

以前は、自然気胸になったから禁煙したと言っていましたが、厳密には違います。

 

真相は。

 

もう金輪際、導尿カテーテルしたくないからwww

 

自然気胸の手術自体は、術後の痛みに耐えれば、なんとか。

しかし人間の生理現象のはけ口、つまりは出口をせきとめてはいかんでしょう(^^;)

 

塞いでいるわけではないけれど、どちらかと言えば、刺しこんでいるわけですけれど、僕の感覚としては封印されているかの如き所業。

 

まさに鬼のようだ。

医療というものは。

 

そんな風に、当時思っていたかもしれませんが、なんとことはなく、カテーテル抜管後の違和感は、時間の経過とともにだんだん消えていきます。

 

もうこんな目に遭うなら、こんな目に遭うなら……

 

タバコなんて吸わねぇ!

 

そういって、僕は愛煙していたマルボロ(12㎎、通称赤マル)と、かっこつけて買ったジッポを処分しました。

 

以来、2017年7月現在まで、ただの1本も吸っていません。

 

正直な話、タバコの害よりも導尿のほうが怖い。

 

このように禁煙は、したくてしたのではなく、自分の人生の中にイベントとして組み込まれていたのでしょう。

必然的なものだったのかもしれません。

 

よく、禁煙成功すると食い物がうまい! とか言うじゃないですか。

あれ、僕にとっては嘘でしたね。

 

太るって言うのも体質によりけりで、僕はむしろやせてしまいましたし。

食べ物はもともとなんでもうまいうまい言って食べるほうだったし、強いて言うなら食に対する心構えはこの件で変わった気がする。

 

もの食べられるのは、幸せだと思うようになりました。

ホントこの頃、もの食べられなくて体重減っていたんですよ。

 

そして僕は、約2週間の入院生活から脱出するわけなのですが、最後のほうでトラブルがありまして……。

 

手術は成功したのですが、空気漏れが微妙に治ってなかったんですよ。

ほとんど治ってはいるけれど、やはり完全には処置できなかったのかもしれませんね。

それほど酷いバージョンの気胸だったようです。

 

なので、最終手段を使用することになります。

 

長くなりそうなので、今回はここまでで切らせてもらいますm(_ _)m