オープニングのメッセージ性
本日もお読みいただきまして、誠にありがとうございます。
今回は、FFⅩについて。
実はこの作品、しっかりプレイしたのはつい最近でした。
当時は、何故か触りだけをプレイしたっきりでした。時間がなかったのかもしれません。
そして時間ができたのか合間を見つけて思い出に浸りたかったのか、去年に改めてFFⅩを購入。
今やゲーム業界の主流となっているHDリマスターバージョンです。
ⅩとⅩ-2が2つ一緒に収録されており、PSストアでダウンロード販売にて購入しました。
家に居ながらにしてゲームを買えるいい時代になりましたね。
ここは賛否両論あるところですが、僕は何年か前からゲームを買うときはダウンロード販売に絞っております。
そしてPS4メイン画面からFFⅩにカーソルを合わせ◯ボタン、FFⅩかFFⅩ-2かを選択しいざプレイ!
名曲ザナルカンドにてをバックに、ティーダたちが焚き火を囲ってるあのシーンが映し出されます。
もはや、これだけで問題なかった。
オープニングからしてのクライマックス感は、FFⅩを越えるものはないでしょう。
すべてをこえし者だって敵わないw
「最後になるかもしれないだろ」
なんでしょうね、この高揚感は。まだゲーム始まってもないのに。
FFⅩは始まる前に、始めてくるんですよ。
召喚獣のいる世界観
FFと言えば召喚獣は外せません。
各ナンバリングタイトルには多くの召喚獣が出てきます。
Ⅹはヒロインのユウナが試練を乗り越え、契約という形で召喚獣の力を得ます。
召喚獣は戦闘において普通に召喚でき、パーティに代わってバトルしてくれます。
Ⅹでは召喚獣を繰り出すと、味方キャラクターたちは引っ込むんですよね。
ユウナが召喚して、シュッと画面外に走っていく仲間たちの素早さすごい。
ユウナが召喚獣と契約する際には、専用の部屋があってそこにこもって祈りを捧げます。
ここに召喚獣たちの想いが込められていて、物語が進んでくると深い深い。
個人的にはヨウジンボウが好きで、召喚獣になる前の人間と犬のときの時代が、どことなく感慨深かったですね。
召喚獣の強さはユウナの強さに比例するシステムも、やり込み要素を盛り上げてくれました。
たぶんここ最近のRPGでは、1位2位を争うくらいにやり込んだかもしれません。
肝心のゲームバランスは?
僕は前回の記事で、バランスの神がバイクには宿ってると発言をかましましたが、もしもゲームにもいるなら神様も大概w
ストーリー、戦闘、キャラ、その他諸々を取っても最高峰と名高いFFⅩ。
ことバランスという点においては、ホントに爆笑もの。
僕はすごく好きですけどね、こういうバランスは。
これがやり込み要素を高めている要因になっていると思うのですが、文字通り桁が違いますね、これは。
タイトルからしてわかるように限界突破は、「ダメージ限界突破」「HP限界突破」「MP限界突破」などを指しています。
限界突破しないと、FFⅩの裏ボスたちは倒せません。
ここからしてちょっとおかしい話ですよねw
正規ルートのボスよりもクリア後の敵が強いのは、もはやRPGのお約束ですが、ちょっとやり込んだくらいではお約束には勝てない。
獣型のモンスターにザシュっと一発やられるだけで、3万くらいダメージを喰らうので、通常のMAX9999のHPでは秒で殺られます。
モンスター訓練所というナギ平原の隅っこにある、オヤジ営む謎スポットで任意の敵と戦闘を行うことができ(有料w)、スフィアを集めたりできるんです。
魔力が以上に高い敵だったり、すべてを超えてきたり。
こやつらと対等にやり合うためには、限界突破が必須になってきます。
じゃあどうやって限界突破するのかと言えば、Ⅸのように上位ランクの武器を装備し習得します。
七曜の武器には限界突破がついているので、これらを入手するのが近道。
キャラ毎に七曜の武器は存在し、意外にも簡単に入手できるキャラと高難易度のキャラがいます。このバランスの悪さもおもしろいw
ティーダとかルールーが激ムズだと思います。僕には無理でした……。
武器を改造して強力なアビリティ付けたりして代用してました。
モンスター訓練所の敵が強いのはおわかりいただけたかと思いますが、ゲームバランスブレイカーたちは他にも登場しますよ!
ダーク召喚獣です。
ユウナが契約していった聖なる召喚獣たちには、裏召喚獣とも言うべくダーク召喚獣というマジで真っ黒な方々がいらっしゃいますw
特定条件を満たして決まった場所に行くと、何やら怪しいモブがやってきて、ダーク召喚獣が登場します。
鬼ほど強いです、ダーク召喚獣!
初見のときは秒殺され、攻略サイト見て鍛え直しました。
防御力に甘さが残っていると、相手も限界突破ダメージを与えてきます。
ヘレティック・メーガス3姉妹はユウナが召喚できるメーガス3姉妹の色を黒くした見た目をしていますが、ヤバいですよ?
方向を間違えて歩いてしまうと、モブのイベントシーンが流れエンカウントしてしまいます。
モブに接触してしまったら戦闘開始。
3姉妹ですからね。
もちろん、3体召喚獣がいて末っ子の放つ「リトルナーレ」とか、5桁ダメージ連発ですからねw
ヘレティック・バハムートに、ヘレティック・イフリートに、ヘレティック・アニマ……表召喚獣に対応して全種類存在しますので、全員倒そうとすると骨です。
しかしダーク召喚獣を全員倒さないと出現しない敵もいて、本当にやり込ませてくるんですよFFⅩは。まあ、その敵はデア・リヒターっていうんですけど……。
どうにかこうにかパーティーメンバーを強化して挑んでも、なかなか勝てないデア・リヒター戦。僕は苦戦していました。
もう、結構運ですからねここまでくると。
だったら、頼むしかないでしょう彼に。
ヨウジンボウに。
勝てない敵には、ギルを積む方法もある。
ヨウジンボウさんの機嫌が良ければ、デア・リヒターだって一瞬で倒してしまいますからね。
僕は、すべてを超えしものも彼に頼み申したw
今ではユウナが小突くだけで99999ダメージ与えられるようになりましたが、道のりは長く、そしてこの絶妙なゲームバランスの悪さが癖になる、そんなゲームがFFⅩだと僕は思っています。
オープニングの名場面も、ゲームバランスの悪さを隠すために何かしらのトリックが仕込んであるかもしれませんよ?