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私のブログなんぞを読んでくださる心優しいみなさま、お久しぶりです(笑)

 

プライベートで何かと忙しく、2ヶ月以上ぶりの更新となってしまいました。

 

今回は書籍に関する話なのですが、写真にある「カジテツ王子」の話題。

この漫画は、向浦宏和(むこうらひろかず)先生作のニート主人公を描いたストーリーでして、かれこれ12年ほど前にヤンジャンで連載されていた作品です。

 

なぜ、今頃? ってなわけですが。

 

最近、引っ越ししまして大事な本は紙書籍として手元に残しておく私のラインナップの1作品でした。

 

そういった作品は、まとめて本棚に並べておくのですがそこからも外れて保存している言わば、殿堂入りみたいな漫画本があるんです。

 

その1つが今作「カジテツ王子」。

 

他の殿堂入り作品については、またいずれw

 

よくありがちな整理整頓中に読み耽ってしまう現象がつい最近起きたわけですよ。

 

しっかり全巻あって、保存状態もよく少し前の私なら断捨離の一環でBOOKOFF行き指定していたでしょうが、やはり、今読んでみてもものすごくおもしろい。

 

漫画と言えば、画じゃないですか?

 

私のような素人が言うことじゃないですが、キャラクターがみんな綺麗で肉感があるというか、妙なエロさがあってストーリーに引き込まれていく感じ。

 

ギャグが基本となりますが、シリアスなところもあって読者を飽きさせない展開は、ページをめくる手を止めさせず、全9巻ですが、すぐにコンプリートしてしまいそう。

 

魅力あるキャラが会話していくと、魂がこもったように話が加速していくような感覚を覚えます。

 

後半巻になると、主人公のタツヤが一人の男としての決断を迫られ、ニートとしてやってきた彼なりの男気を見せつけてくれます。

初めはギャグで有耶無耶にしていたところを真面目な一人の社会人としての決心でもって落とし込んでくる。

 

落とすところ落とせる作者さんってすごいですよね。

最近は、迷走している漫画家も多い気がしますし。

 

たぶん、王道ちゃ王道なんでしょうけれど、これまでの記事でも書いていたように王道を王道として描ける方はたしかな技術力を持っていらっしゃるのだと思います。

 

創作って、難しいですしね。

 

しかしまあ、ヒロイン級のキャラたちの美人度がずば抜けてますし、わけのわからないギャグはこの漫画になくてはならないキーポイントでしょう。

 

おすすめの作品です。

 

そんでもって先にも触れたとおり、カジテツ王子の初出は12年ほど前になります。

夢中で読んでいたときから日は経過してしまいましたが、おもしろい作品って言うのはいつ読んでもおもしろいままなんですね。

 

そういう風に、変わらないおもしろさを維持するのは至難の業でしょうが、これからも向浦先生を応援したいですね。

 

今は、原作者付きの作品で執筆しておられるようです。

時間あるときに購入して読んでみようかと思います。

 

いやはや、懐かしい限りですなー。

そりゃあ歳もとるわけだ。

 

以上、手元に残しておいて正解の作品の紹介でした。

 

拙い文章に付き合っていただきまして、ありがとうございました!