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買い控え傾向の影響:GW後の消費行動分析

手作りケーキはうまい

皆さん、お疲れ様です。

今日は数値管理の話を一つ。

 

商業施設における客数動向の推移と言ったら格好付けているように思われるかもしれませんが、最近GWでの体験を元に現時点での統計を覚書として記しておこうかという考えに至りました笑

 

僕は基本的に混んでいるときには動きません。渋滞もそうですが何かをしたいと思っているときに足止めを喰らうのを極端に嫌います。

っていうかみんなそうですよね。

 

例えば食事をしに行こうと家族で出かけたら長蛇の列、あるいは満席でチェックイン後順番待ちなど。

 

リサーチを欠かさず繁忙期を避けて外食をしますし、並んでまで時間を無駄に消費してまで食欲を満たしたくないみたいなスタンスです。

よく並んだ時間は無駄にならなかったくらいうまいものを食べられただとかお話しになる方も過去いらっしゃいましたが、有限である時間を消費したことに変わりはない。

 

本来時間を消費してまで外食しようとかは、外食をしようと思っている時点では思っていないはずなんですよね。

混むかもな? くらいはリサーチでどうにかなる。

 

それでも混んでいてストレス溜まるのなら明らかなリサーチ不足と言わざるを得ない。

 

うまく時間をコントロールできなかった自分を呪うしかないのですけれど、やはりGWは予想が難しかった。

GWは帰省RUSHという有名な言葉があるように、多くの人々が地元に帰ったり、遠方へ行楽に行く長期休暇期間。

 

僕はそういうカレンダーどおりの仕事ではないので、どちらかと言えばそういった方々をもてなす側です。

 

ある程度の消費者の動きっていうのは前年の動きを参考に計画を立て、今年度に活かすために反省点を落とし込んで予想をつけます。

 

当たり前ですがコロナ禍から一周二周しているので、コロナ禍の常識は徐々に通用しなくなっています。

顕著に現れたのは、GWでした。

 

ですがコロナが発生する何年か前に戻ったというわけでもありません。

反動と言えばいいのか、僕が見た感じだと買い物する単価は昨今の物価上昇にもかかわらず微増に微増を重ねて、ついには右肩上がりのグラフを描くようになっているように思うのです。

 

ものの値段が上がれば、今までどおりの数量個数購入していたとしても単価は労せず上昇するので小売業の自分としては安心材料。

 

しかし、それも束の間と言えそうです。

2024年のGW後は買い控え傾向が非常に強い。

いっぱい金を使った後は、セーブしなきゃな……って至るのが模範的な考えです。

 

GWは夜間に出歩く層も増えるので、普段お金が動かない時間帯に様々な消費が行われ飲食店や小売店、時間を長く営業していればしているほど供給は増える。

 

まあ、一過性なものです。

 

一過性を例年つなぎ合わせて営業するのが小売業の最大にして最低なる改善点。

世の中は流動的であるので前年どおりに売り上げが上がるのなら、分析などいりません。ロボのように単純作業を繰り返していれば良いだけ。

 

昨今は優秀なAIがいますのでどんどんヒューマンパワーを排除して効率的に分析できる環境を作って、優秀なサポート役の人材を育成していくほうが業績は伸びるんじゃないかと思っています。

 

消費者は鋭いでの、それを凌駕する観察眼を持っていなければすぐに飽きられ、一過性は一過性でしかなくなってしまう。

僕も仕事ではあれやこれやアイデアを出して実践をしようとしているのですが、全てうまくいくわけではないのは自明。

 

ですがそうやって勝てない戦いに全力で挑むのは意外と好きで、あれやこれや考えられるのは人間の特権だとも思っています。

 

結果は一番大事なことかもしれませんが、過程を楽しむ余裕。それは人間にしかできないことですよね。

特権ということで。

 

今回はこの辺で。