伝説の経験値を求めて 

生き方はシンプルに、人生はアバウトに

金蛇水神社と銭洗弁財天とリアリズムとロマンチシズム

銭洗弁財天ではないが

皆さん、お疲れ様です。

先日またしても神社に行ってきました。

 

金蛇水神社という何度も参拝させてもらっている大好きな神社なんですが、令和の改修事業で新しく水場が建設されました。

 

元々この神社は水にまつわる神様を主祭神としているので何も不思議ではないのですが、新たなお参りの仕方? とでも言うべきか僕の知らない作法が登場していたんです。

 

神社フリークとしてはなかなかに看過できぬ。

 

神社は日本に数多あれど、そのほとんどが分霊社。

総本社とされる神社はやはり誰しもが一度は聞いたことがある名を持っています。

 

金蛇水神社は全国的にも金運上昇にご利益があるとされていて有名な神社ですが、僕は若い頃から通っていたせいもあって馴染み深い場所でもあります。

 

でも突然と言えば突然。

持ち金を袋に入れて銭洗弁財天さながらの作法で清めるという手順が登場している。

 

金蛇弁財天という神様も同じ敷地内に祭られているので、金洗弁財天を彷彿させる作法に首肯せざるを得ないのですが……なんか寂しい感じがしたんですよ。

 

いやいやお世話になっている神社ですので悪く言うつもりは一切合切ないのですが、なんか突然令和改修事業と銘打ったはいいのですが、金を清めてという行為がものすごく俗っぽく感じてしまいました。

 

自分は湯水のように金を使ってきた人間ですので、今更金持ちになりたいなどというのはおこがましいと言いますか、そんなお祈りはこの神社ではしたことないんですが……なぜか金にまつわる神社作法に関しては違和感を覚えるというか。

 

いやはや自分勝手な人間です。

 

苦しいときの神頼みを幾度となく行ってきたのに神社に対して異議を唱えるなど可笑しな話です。

 

しかしながら不思議とそんなことを思ってしまうほどに興味深いのも確か。

 

ただ大好きな神社であることも確か。

 

これからも参拝させていただきます。

僕自身が清水で清められなければいけない暗示なのかもしれませんが笑

 

言うて——神社もデカくなれば法人ですので金がなければ運営できません。

商売と直接結びつけたくはないのですが現実それもある。

リアリズムとロマンチシズムをうまく使い分けながら神社参拝をするのが僕の作法です。

 

結果、こういったことを考えられる時を与えてくれた神社の存在に感謝せねばなりませんね。

 

今回はこの辺で。