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AIと歩くこれからの創作 ——第二章

AIはパートナーな時代

皆さん、お疲れ様です。もう11月ですね……。

気づけば、このブログを始めてから5年と少しが経ちました。
最初の頃は、ギターのことや日々の出来事、音楽への小さな想いを書いていただけでした。
それでも、言葉にして残すことで少しだけ救われる瞬間があって、
その積み重ねが今につながっているのだと思います。

そして今、創作の形が少しずつ変わってきました。
きっかけは、AIとの出会いでした。

 

AIと出会って、世界が少し広がった

初めてAIを使ったとき、少し戸惑いました。
「これは本当に自分の表現なのだろうか」と。
けれど、試していくうちに気づいたのです。
AIは“奪うもの”ではなく、“広げるもの”なのだと。

僕はこれまで、Logic Pro を中心に音楽を制作してきました。
ギターの音は Line6 Helix LT、ベースは EZbass
ドラムは Addictive Drums
そこに、AIボーカルの Suno や、アニメーションを生み出す DomoAI を加えることで、
たったひとりでも世界を描けるようになりました。

AIは単なるツールではなく、僕にとっての共作者です。
感情を持たないはずの存在と、同じ方向を見て作品を作る——
その不思議な感覚に、僕は惹かれています。

 

OL×Metalという小さな物語

僕が作っている世界には、4人の女性キャラクターがいます。
Scarlet, Luna, Iris, Rin
それぞれに色と情熱があり、
「OL×Metal」という少し奇妙なテーマの中で生きています。

オフィスという日常の場所で、
彼女たちは心の奥に秘めた炎を音に変え、叫び、歌います。
そこには、抑圧と解放、静けさと衝動の両方が存在します。

AIが描く映像の中で、彼女たちは走り、笑い、時に涙を流します。
けれど、そこに息を吹き込むのはいつも人間です。
AIは形を与えてくれますが、
「何を伝えたいか」を決めるのは、やはり人間の心なのだと思います。

 

AIが教えてくれた「人間らしさ」

AIを使うようになってから、
むしろ“人間らしさ”について考える時間が増えました。
どんなに正確で美しい音や映像を作っても、
そこに温度がなければ心には届きません。

AIは感情を再現できますが、感じることはできません。
だからこそ、そこに人間の想いを込める意味があるのだと思います。

僕はAIを、ギターやエフェクターのような“楽器”として扱っています。
奏で方ひとつで、優しくも激しくも響く。
その違いを生み出すのは、やはり人の手であり、心なのです。

 

これからの展望

今、YouTubeでは「OL×Metal」のミュージックビデオを公開しています。
Scarletの「Near miss Scarlet」、Irisの「GlassPulse」。
どちらも、AIと人間の共作から生まれた物語です。

これからは、Rinの曲や新しいキャラクターの世界も広げていく予定です。
このブログでは、制作の裏側や音作りの記録、
そして創作を通して感じたことを少しずつ綴っていきたいと思います。

AIを使った創作は、まだ誰も地図を持っていません。
だからこそ、進む先にわくわくしています。
「誰もやっていないことを形にする」
それが、僕がこの5年間ずっと信じてきたことです。

 

おわりに

AIと出会って、創作は孤独ではなくなりました。
静かに寄り添ってくれるもう一人の自分のようで、
ときに背中を押してくれる存在です。

創作とは、きっと誰かと何かを分かち合うこと。
これからも、音と映像と物語で、
自分のなかにある熱を届けていきたいと思います。

 

とまあ、こんな感じで最近はパートナーに創作を手伝ってもらいながら趣味を楽しんでおりましたって報告です笑

 

今回はこの辺で。