彼らは魚が大好き!
本日もお読みいただきまして、誠にありがとうございます。ゲシバイヌと申します。
最近、夏も真っ盛りになってきて、気温が高い日が続きますね。
たとえ陽が陰っていたとしても、多湿が特徴的である日本では、ことあるごとに汗をかかせるに十分たる気候を提供してくれます。
昔から、こんなに暑いわけではなかったでしょうが、僕が義務教育を受けているあたりから異常気象的なものが増えてきたように感じます。
20年くらい前かな?
さておき。
暑い日に気をつけなければならないのは、なんと言っても食中毒。
とりわけ、アニサキスを体内に取り込んでしまい、酷い目に遭ったという方の話をよく耳にします。
結構前に、0157なんて食中毒も騒がれてましたよね。
このアニサキス。
寄生割合が非常に高い危険な奴です。
魚介類の大半に寄生しているらしく、僕の職場でもブラックライトを当ててアニサキスを発見次第、殺すようになっています。
アニサキスを食べてしまったからといって、全員が全員アニサキス症を発症するわけではないのですが、なんだかおっかない。
刺身なんて、彼らの大好きな住処ですからね。
僕は生魚が好きで、特に寿司が大好物なのですが、今年はえらくアニサキスアニサキス騒がれていて、寿司食べてないですw
いままで発症したことがないから、別に問題ないんでしょうけれど、メディアで騒がれると敏感になってしまうのは、かなしいかな日本人の性でしょうか。
急に思い出したマグロ
魚介類って少なからず毒性があるみたいですね。貝毒ってのがあるくらいだから、免疫ないと腹痛を起こしてしまったり……気の持ちようではどうにもならないこともあるかもしれませんね。
昔から、病は気からを信じていたのですが。
そんでもって、マグロを思い出しました。
突然なんだよって話ですよねw
いつだったか小学生か中学生か、それくらいのときに近所に訪問販売屋がやってきたんです、刺身の。
今思えば、それは詐欺みたいなものだったのでしょうが、僕の母親と祖母はまんまと口車に乗せられてしまったんです。
あの日は、確か今みたいに暑くはなく秋口とかそこらへんの季節だったんじゃないでしょうか。
豆腐屋さんのようにラッパを吹いて登場するのではなく、普通に車(軽トラの少し大きいよう奴です)を停車させ、業者が玄関までやってきてピンポン。
応答した母は、祖母と一緒に「おいしいマグロはいかがでしょうか」の惹句に引き寄せられ、車まで行きます。
当然、マグロは本物で赤身でしたね。
交渉時、業者のおっさんと母親たちが何を話していたのかはわかりません。
しかし、10分も経たないうちに、マグロを手に入れ母親は冷蔵庫にしまいにきました。
会計はまだでした。
財布を持って業者に聞くと、なんとその価格1万越え。
マグロを押し売られたわけでなく、こっち側が欲しいと思って買った物が、想像以上に高かったのを義務教育中の僕でさえ、こいつは怪しい業者だろ……と感じていたのを覚えています。
素人目に見ても、あのマグロのサクが1万なんてするわけないと思いました。
味は値段に比例するのか?
病は気から。
それと同じように、高い金出して購入した食物をまずいなんて言えませんし、言いたくないのが本音でしょう。
祖母はかなりグルメな人で、味にうるさいのですが、値段が値段だけにさすがにおいしいとしか言えなかったんではないでしょうか。
あの日の食卓は、なんかいつもと違っていました。
その頃からはすでに僕は刺身が大好きでした。
アニサキスなど知りません。
なので、うまい! と言いながら食べたのですが、正直なところ至って普通のマグロの刺身でしかなかったように思います。
マグロを売ってきた業者は、うろ覚えなのですが、年配3人組くらいだった気がします。
直接話したわけではないので、どんな人柄なのか知りません。
還暦も間近な年齢だった気がします。
夫婦と知人みたいなパーティでしょうかね、たぶん。
ちゃんと許可を取って営業していたのかさえ怪しいと今は思います。
あのマグロにもアニサキスくんが巣くっていたかもしれません。
けれど、それ以上にあの日の夕食が悲しくて十数年を時を経た現在2017年夏に、訪問販売には気をつけたいと構えてしまうのです。
懐かしいな……あの頃の僕はゲームは大好きだったけれど、アウトドア派でもあったなぁw
とまあ、アニサキスについて書いていたらマグロのことを思い出したというお話でしたm(_ _)m笑