伝説の経験値を求めて 

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ポポロクロイス物語から学んだ先入観

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本日もお読みいただきまして、誠にありがとうございます。ゲシバイヌと申します。

 

表題のポポロクロイス物語については、以前の記事でも触れたことがあります。

 

1996年にプレイステーション用ソフトとして発売された名作。

 

初出は今からもう20年以上も前になるんですね-。

改めて、時間の流れは速いもんです。

 

最近、iPhoneでネットサーフィン中「ポポロクロイス物語最新作登場!」と、僕にとっての朗報が舞い込んで参りました。

 

え! いつの間に!?

 

喜々として僕は、ポポロクロイス物語の最新作について情報収集……するまでもなく、ある事実が判明!w

 

なんと最新作はソシャゲとなっておりました(^^;)

 

「ポポロクロイス物語ナルシアの涙と妖精の笛」

 

タイトルだけ聞くとああ、ポポクロらしいなと感慨深くもなるのですが、やはりと言うべきか、プラットフォームはスマホ。

 

致し方がないこととは言え、何だか残念な気分。

 

ポポクロは腰を据えて、画面に食いつき、そのファンタジックな世界観に唸る作品なのに……。

 

まだダウンロードはしていませんが、ちょっと躊躇っちゃうんですよね。

 

普段やっているソシャゲとしては、Cygamesの看板「グランブルーファンタジー」通称グラブルで、これは意外や意外据え置き人間の僕が嵌まりに嵌まってしまい今もなお継続中という始末w

 

でも、グラブルは元からスマホ用ゲーム(ブラウザ版もありますが)とあって、そう言うものだと思ってプレイしているので、それなりに楽しく遊んでいます。

 

しかし、昔据え置きで、今スマホ用ゲームになってしまうのは、なんか喪失感みたいなものがあってちょっといただけないわけです。

 

例えば……先入観って、人それぞれですよね?

 

先日、職場に来店したお客様からのお申し出がまさに先入観まみれを象徴するかのようなもので、非常に記憶に残っているのです。

 

食品とは口に入るものです。ですので、衛生点検は厳重に行われているし、髪の毛一本でも混入していたとしたら、それには商品価値はなくなります。

これはつまり、商品そのものの価値を決定づける。

 

見てくれで人の性格はある程度わかってしまうことが多々あれど、例えば惣菜のコロッケやフライの中身までは食べてみないとわからない。

 

とはいうものの、コロッケは〇〇コロッケ、フライは〇まるフライと商品タイトルはパッケージに、または、プライスに表示されています。

 

このお客様は、〇〇フライの〇〇の部分に固定観念、あるいは先入観が多分に入っていました。

 

消費者である以上、商品について細心の注意を払っている人が多いのもうなずけるご時世。

食品添加物やら産地表示を気にする消費者が増えたことで、表示義務はここ数年で厳重さに見舞われました。

 

アレルギィはミステリィとでも言いましょうか、解明されていないことのほうが多いような気がします。

僕は食品アレルギーはありませんが、それはまだ僕自身が知らないだけかもしれません。

 

アレルギィがあるのを最初からわかっていれば、成分表示には気を遣わなければなりませんし、僕たちの仕事のように食品を扱うのならそれに協力するのが普通です。

 

若干(かなり?w)脱線しましたが、こちらのお客様は、〇〇フライ、これはササミだったのですがお客様の中でササミとはこういうもの——というのが、確立されていたようで……。

 

基本的に、商品タイトルと大きく違う、それこそ表示間違いという重大事故を除いては中身はラベルに忠実です。

商品タイトルの記載と中身が違えば、当然、上記の表示間違いという重大事故になってしまいますが、だいたい嘘はつきません。

 

コロッケと書いてあるのに、エビ天が入っていたりするとんでもヒューマンミスもあるにはあるかもしれませんが、聞いたことがありません。

 

こちらのお客様は、ササミというものが棒状のものだと思っていたようで、食べてみたらミンチになった加工品で作られたササミフライで、「これはササミではない!」と激怒されました。

 

ちょっとわかりにくいかもしれませんが、ササミは確かに生で販売しているものだと棒状になってはいます。

しかしながら、そもそも惣菜の商品というのは加工品。

 

しかも、店舗で一から加工するのではなく大抵は冷凍でベースが送られてきて、それをフライヤで揚げるとか、そういうものです。

スーパーは一流料理店ではありません。

 

上等なものが欲しければ、それなりの高級店に足を運ばなければ得られないでしょう。

 

消費者の要求とは年々上がってくるものです。

それは、小売業界で働く僕たちも消費者なわけで常に意識しなければならないことだと思います。

 

件のササミフライは、もちろんササミはササミです。

棒状に形成はされていますが、中身は細かくしたササミで製造されている。

 

原材料に偽りはありませんでした。

 

この場合は、加工過程に一家言あったようです。

こういう風な作りなら、ササミと表記するのはおかしいという主張。

 

結局、納得いかなかったお客様に対しては、返金対応という形をとり終了したのですがやはり個人の観念は簡単に崩すことができません。

 

先入観は、ときに毒薬です。

良薬になるケースもあるかもしれませんが、過剰な先入観や固定観念は人とのコミュニケーションを円滑にすることは敵わないでしょう。

 

たかだか、惣菜の商品。

されど、惣菜の商品。

 

毎日の食卓を彩る使命を使わされた(大げさかw)僕たちのような業界の人たちからすると食品に関する先入観は、酷く重要なものとなってきます。

 

1パック298000円ではなく、せいぜいが298円。

398000円ではなく、せいぜいが398円。

 

値段のせいではないですが、先入観を財布に入れている消費者たちはお金以上の価値を見出す必要があるのかもしれませんね。

 

で、ポポロクロイスですよw

 

ようやく話を戻せたw

 

そう、だからポポロクロイス物語は据え置きゲームだったけれど、最新作はスマホでしたという事実に悔やむことなく、ああこういう時代かって納得させるのが大事なのかなと思い始めた話をしたかったのです。

 

以上ですw

 

でも、やっぱりPS4の超性能でプレイしたいですな……。

 

最後までお読みいただきまして、ありがとうございました!