みなさま、今回も記事を開いてくださりありがとうございます。
世間を騒がす悪党コロナウィルス。
最近では、お家時間という言葉がでてきて、お家大好きな僕としてはようやくこのときがきたなという感想なのですが……現実はそうもいきません。
日本国民の大多数が労働者なわけで、お家時間を利用できる機会はそう多くありません。
業種にもよりますが、ほとんどの方が時短やフレックスを取り入れつつも【出勤】の二文字からは逃れられない。
根本的に、外出自粛というのはあくまで自粛であって、禁止ではないからとても曖昧です。
このままでは大切な人と過ごす時間が、自粛によって奪われて仕舞いかねない。
なぜなら——仕事を自粛出来るわけではないから。
飲食業界、宿泊業界、全国的にも経営的に甚大な被害が出ていますが、営業を再開するためには準備が不可欠。
家にいながら準備できるものもありますが、飲食、宿泊などはその大部分が店舗という側に出向かねばなりません。
箱として密室が存在するならば、蓋はどこを指すのでしょう。
業界に蓋を出来なくても、家庭に蓋をすることは可能かもしれませんね。
僕は小売業界に身を置く人間ですが、正直な話——不特定多数の客を相手にしています。
来店の際は、少人数でお越しくださいとはいうものの、そんなものは守られているようで全く守られていない感じです。
セール日の来店を集中させないために、チラシ告知を辞めたりだとか、対策を講じている会社は多いようですが、その実、内情は自粛前後で大して変わらないようにも思います。
スーパーとかコンビニって、自粛の外にあるようなもんで、あいていて当たり前みたいなところがあって、僕はぶっちゃけ毎日出勤するのが億劫です。
頼まなくても、不特定多数の人間が来店してくれるわけですから。
業績数値的に上がっているのは当然です。
アミューズメントのほとんどが営業停止している世の中ですから、必然的に行くところなど限られてきます。
そもそも僕も含めた消費者は、毎日ものを食べなくてはいけませんし、日用品の購入という現実は避けて通れない道でもあります。
スーパー、コンビニって無敵かよ……w
すごく疑問なのは、自粛する業種が全国で相当数あるのに、いざ復活するときの道筋が見えてこないところ。
徐々に緊急事態宣言が解かれていくとしたら、解かれた業種から三密発生源を即座に提供することになってしまう。
どう考えても、段階的に緩和していったら段階的に猛スピードで人が集まってしまうじゃないですか。
もう大丈夫だ! と、言えるときがいつ来るのかはわかりませんが。
娯楽としての場を提供している業種の人たちからしたら、人が来て金が動くのは嬉しいことでしょうが、不透明なコロナの終息状況下では、三密発生によるウィルス感染の再燃が懸念されるのではないか……。
完全は世の中にないにしろ、もう大丈夫だ! というところまで持っていかないと、何かの陰に潜むウィルスは虎視眈々と感染を狙っているに違いありません。
自粛は自粛でしかない。
ですが、外に出ないようにするためには労働社会の根本を覆す何かのヒントがなければいけないかもしれませんね。
そんな僕は、今日——タコライス作りました。
大変に美味しかったですが、タコライスのタコはオクトパスのタコなんですか?
たぶん違う?
とまあ、こんな世の中ですがタコライスでもオクトパスでも喰って元気に過ごそうではありませんか。
気が滅入ることも生きてりゃ何かしらあるもんですが、できるだけ前向きに生きたいもんですね。
生き生き活き活き。
略して生活。
生活は、明るくないとね(^^)/