乗ってけ、泥棒
本日もお読みいただきまして、誠にありがとうございます。
今回は、漫画について少し。
それも、的を絞った作品に焦点を当てていこうかと思います。
最近おもしろい作品に出会ってしまったもので、感動さめやらぬうちに、と。
以前、コロコロコミックについてお話ししましたが少年誌という点では共通点があるかもしれません。
「六道の悪女たち」という漫画なのですが、2016年連載開始なのでかなり新しめの作品ですね。
少年誌と青年誌の違いは表現の仕方やキャラの見せ方(主に露出)にあるのでしょうが、実際問題、明確な線引きは僕にはわかりません。
少年誌だけど過激な描写のある「ドメスティックな彼女」(初めて読んだとき、時代は進んでるなーと思いましたw)なんて氷山の一角で、これ少年誌? と思わされる作品は多いです。
ただ。
そんなものは、むしろどうでもいいかもしれない。
漫画なんて面白いと思うものを読んで、語ればいいのですから。
脱線気味で申し訳ない。
表題のヤンキー漫画の件。
つまり、「六道の悪女たち」について。
ヤンキー漫画ではあるのですが能力者系の話が下地にあって、結構斬新な作品だと感じるんですよ。
気弱な主人公が超不良少女に惚れられるっていう流れは、これまた王道ではありますが今作品はちょっと違います。
同時に、ハーレムものでもあるんですよ。
しかも限定的な。
悪女たちにしか惚れられないーーという、制約つき。
ここには陰陽師的な何かかが絡んで来るようですが、詳細はもちろん省かせていただきます。
ネタバレはタブーですので。
と言っても、始まったばっかりの漫画ではあるのでネタバレも何も新しい悪女キャラクターが登場! とかくらいしかないんですけどね。
にしても。
「六道の悪女たち」目が離せません。
ヤンキー漫画と言えば、GTOで有名な藤沢とおる先生の湘南純愛組だったり、最近ではおりはらさちこ先生の恋するヤンキーガールだったりと、タイトルからしてまさに! な作品が多い感じです。
僕の読む漫画は割とマイナーなものが多数なのですが、GTOと言えば読んだことはなくても名前くらいは聞いたことあるんじゃないでしょうか。
思い起こせば。
非常に単純な話で、漫画から影響を受けて買うバイクを決めた思い出があります。
漫画からの影響って大きくないですか?
二次元世界であって、我々の生活している三次元の立体がなく、平面であるとわかっているのにーーそこに展開されているのは、立体でなくても凛と直立している軸みたいなものがあるんですよ。
ご都合主義と言えば、それまでなのですが(笑)
昔ながらの暴走族など現代においては時代錯誤も甚だしいはずなのですが、ヤンキー漫画に出てくるような設定だと却って新鮮味を帯びてくる。
自分が歳を取ったからと言うところが大きいのでしょう。
けれど、少年の気持ちを忘れない己に対しての計らいは、なかなかに大切なのかもしれません。
もちろん、犯罪行為を推奨しているわけでも自分がしていたわけでもないのですが(笑)
反対に、何かに対して一直線にチャレンジできる精神は推奨されるべきものです。
成分的に、少年ハートを持ち続けることが大切ではあるのですが、そこに大人の価値観をplusしていくことで発展し続けるのではないかと思いますね。
子どもと大人。
年齢も容姿も考えも違う、でも同じ生命体。
案外相容れない関係性であるのに、子どもを育てるのは親とくる。
大人も初めは子どもだったけれど、いつしかそれを忘れてしまう。
世の中、忘れていいことと悪いことがあるのかもしれません。
実は、漫画を読んでいるときには童心に返っていたりして。