時代は移り変わらず、終止符を打った
本日もお読みいただきまして、誠にありがとうございます。
今回は、巷で話題のカジノ法案と気軽にはじめられる趣味の代表格「パチスロ」を掛け合わせたお話をしていきたいと思います。
主に、パーセンテージの魔力と依存性のリンク具合。
そこらへんの恐ろしさを語れればな、と。
まずはじめに、こちらの記事をご覧ください。
類似のニュースは多くありますが、結局何が言いたいのかと言えば、カジノを合法化して複合施設内で運営し、地域の活性化につなげるというもの。
カジノ法案は、反対派が多いといいます。
ギャンブルは依存性が高く、規制しなければならないとか言って、昨今のパチンコ業界の規模は縮小の一途をたどっています。
僕がパチスロを嗜み始めたのは学生時代でしたが、いつ行ってもホールは賑わっていました。
まさに、鉄火場という言い方が相応しいくらいに。
けれど、現在のホールはいつ行ってもガランとしています。仕事柄、平日の休みがあるのでふらっと出かけてみれば、平日という状況を差し引いても遊技人口は減っています。
遊技人口はピーク時からすれば、グラフは右肩下がり。
僕もそのグラフ作りに加担しました。
ホントにアホらしくなったというか、稼いだ金をBETする価値がなくなってきたんですよね、現実問題。
冒頭に、簡単に始められる趣味がパチスロ(もちろん、パチンコも)だと書きました。
これ、考えてもみてください。
うまくできてるんですよね。
例えば、釣り。趣味として、とても魅力的なフィッシング。
始めるためには、道具が必要になってきます。
友人から譲り受ける場合もありますが、受け渡しのために日程を調節したりしなければなりません。
趣味を開始するために、その多くは道具が必要になってきます。
このブログもiPhoneやiMacなどを使って書いていますし、なにかしら便利な道具を利用、活用しなければいけません。
ギャンブルを始めるにあたって必要なものは、お金のみ。
適当にホールに行ったり、競馬場に行ったり、競艇場に行ったり、すればあとはお金をかけるだけです。
パチスロなんて好きな台に座って、サンドに札を投入するだけで簡単に始められてしまいます。
ギャンブルの身近さは、数ある趣味の中でも非常に密接にプレイヤーへと擦り寄ってくる魔力に比例します。
身近さ。
これは、本当によくできているトラップです。
財布からお金を出し、商品を買うあの行動。
日常的な行為で、なんらおかしいところはありません。
財布からお金を出し、サンドに入れる。
この行為はつまり、同じ商品にずっとお金を払い続けているようなもの。
さあ。
レジャーの域をとっくに越えたパチンコ・パチンコ。
さらなるレジャー拡大、地域活性のために今度はカジノと相成りました。
カジノと言えばラスベガス
華やかで、派手でとてつもない巨額の金額が1日に動くアメリカ合衆国はラスベガス。
一攫千金を夢見て集う人々は後をたちません。
カジノにあるスロットは、日本のパチンコホールにあるパチスロとは違います。
本物といいますか、ルーレットやブラックジャックなど戦場の一角に普通に設置してある機械に過ぎませんが、気迫は十分。
みなさんの思い浮かべるカジノの光景は、だいたいラスベガスではないでしょうか。
僕もそうです。
カジノ法案が可決された今、東京オリンピック後には徐々にレジャー施設の建設が始まるようですね。
レジャー施設、ですかw
ギャンブルをレジャーと呼ぶにはちと早計。
際限なくお金を使い、ギャンブル狂だった時代が僕にもあり、その立場から言わせてもらうとあれは、RPG風に言えば魔界。
足を踏み入れた瞬間から、空気の匂いも濃度も違います。
これはホールに限定した話ですが、屋内禁煙が騒がれている最近からすれば、ありえないほどの副流煙の坩堝。
1時間も打っていれば、外に出たときに自分の衣類がニコチンとタールによって汚されているのがわかると思います。
おまけに、お金を使っている。
逆クリーニングですよ、もはやw
いずれ完成するであろう合法カジノ施設は、果たしてレジャーとして成立するのでしょうか。
そして屋内禁煙が法律として幅を利かしてきたら、ギャンブル&シガレッツの名コンビは、どうなるんでしょう。
喫煙者とギャンブラーを否定するつもりは毛頭ありませんが、いろいろと矛盾している世界が作られている中で、行き場を失ってしまいそうです。
ディーラーに向かって副流煙を吐き、スロットのストップボタンを止め、相手の表情をうかがってコール! とか怒鳴る。
絵面は非常に悪くとも、一種のレジャー施設として成立させるならば、もっと人間的な法の整備が必須事項になってくるのではないでしょうか。
最大継続率の話
さて、得意の脱線をかましてしまいましたw
最大継続率と期待値の話がメインでしたσ(^_^;)
ただ前情報としてどうしても、パチスロに関しては身近なギャンブルの筆頭としてあげておきたかったんです。
カジノが身近になるなら、なおさら。
最大継続率や期待値というのは、読んで字のごとくなんですが、こいつらがギャンブルにおいては曲者でして……
よく、期待値を追うという表現を使います、ギャンブラーは。
僕はガチでパチスロで食っていたわけではないですし、趣味の一環として興じていた程度ですので、そこまで期待値は気にしてませんでした。
遊び、それこそレジャーです。
あの密閉された空間で、ヤキモキしながらお金をサンドに突っ込んでいたに過ぎません。
それでも、このゲーム数から打ち始めたら◯◯円は得するかもしれない……期待値とは案外不安定要素で、運が絡んでくるギャンブルにおいてはますます確定しない情報。
期待値ばかりにしがみついていては、負けてしまうと考えていた僕が、「結局は運だ!」と養分思考になってしまったように、ないがしろにはできないのですがw
でも、結局は運なんですよ。緻密な計算をしたとしても、所詮人間の算出した期待値に、機械が言う通り流れを作ってくれるとは思えません。
カジノもスロットも、最終的には落ち着くところに落ち着いてしまいます。
パチスロ台が相手でも、ディーラー相手でも運は外せない要素です。
最大継続率も、要は確率。
そして。
それらを踏まえてでもレジャりたい人だけのために、カジノが建設されるってわけでもないところがミソ。
新規開拓のため、レジャー施設の名を使って、あらゆる手段でギャンブラーを生み出すことでしょう。
魔界に足を踏み入れるために、資格はいりませんからね。年齢くらいなもんです。
ギャンブルの養分になってしまうと、最大継続率なんてどうでもよくなってきてしまいます。
魔界に通うのが、いつしか義務化してしまうのが賭け事の恐ろしいところ。
最大継続率の詳細については、僕の脱線が原因で詳しく書けなかったので、次回にw
今回は、前編ってことでお願いしますm(_ _)m