伝説の経験値を求めて 

生き方はシンプルに、人生はアバウトに

震災から早8年。北の大地からおばんでがす

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緑溢れる世界へ

みなさん、おはようございます&こんにちは&こんばんは。

 

写真はいい天気ですが、つい最近僕の住む地域では、今冬一の降雪に見舞われました。

 

そうですね。

仮に、住まいを北の大地にしておきましょう。

 

さあ、ここで話しておかなければならないのは「北の大地」つまり、ポポロクロイス物語(初代)のラスボスへ向かう途中の最終地点でしょうw

 

大げさですが、結構雪が降ったんですよね。

 

氷の魔王が北に御座すとは限りませんけれども、基本的には寒い土地を想像してしまうものです。

 

雪国、の話しを少しと思います。

 

川端康成大先生の超有名作品と同名の、雪国。

 

雪国と聞くと何を想像しますでしょうか?

 

やはり、雪ですか?

それとも、氷点下とか。

 

とにかく「寒い」とか「極寒」であるとか、気温に関する話題に結びつくものがほとんどかと思われます。

 

僕は子どもの頃から案外、夢見がちなところがあって雪は幻想的だと思っていた節があるんです。

 

北海道には冬の風物詩である『雪まつり』という行事がありますよね。

そんなところからも、雪下ろし、融雪剤、除雪、除雪車などのマイナスイメージを払拭するための試みかどうかはわかりませんが、雪=悪ではないはず。

 

しかし実際問題、降雪に見舞われると交通網には多大な影響が出てしまいますし、悪いことのほうが目立ってしまいます。

 

何より寒いですしね。

 

僕も仕事帰りにフロントガラスが凍り付いていたりすると、退勤後の開放感から一転してめんどくささが……。

車には雪かき用のスコップだったり、解氷スプレーなどを積んでいます。

 

ですが。

 

あの空気感といいますか、ひんやりを通り越した寒さではありますが、あいつの正体にそこまでの嫌悪感を抱かなくなってしまいました。

 

冬場の厳しい気候は、過ぎ去ってみればなんとやらで約3ヶ月程度でしょうか。

 

2011年忘れもしない東日本大震災と名付けられたあの大災害。

あのとき僕は被害の中心地におり、住まいは簡単に奪い取られてしまいましたが、あのときの降雪が脳裏に焼きいています。

 

あれを追い打ちと取るか、人間側の反撃ののろしと取るかは考え方次第でしょう。

僕は後者よりでしたが、当時はそんなこと考える余裕はなかったです。当然。

 

なぜ今になってこんなことを考えられるようになったかといえば、結婚やら仕事やら人生の追い打ちというと聞こえは悪いのですが、えらいポジティブになったからでしょうかね。

 

逆風を追い風と思い込むのも才能かもしれませんが、絆、絆と今ではえらく柔軟性に富んだ誰でも使えてしまえる言葉になってしまったかもしれませんね。

 

雪を見ると、こうしてときどき8年前を振り返ることがあります。

やはり年月が過ぎれば、考え方は変わるようです。

 

家が壊れてしまった。住めなくなってしまった。家族で引っ越さなければならない。

そんな嫌なことしか目の前には映し出されませんでした。

 

けれども、今の生活はそういうことの上に成り立っているのも事実でして、なんとなく郷土愛が強くなってしまったんですよね。

 

基本的に地元が好きでしたが、それをもっと強められたといいますか(^^)

 

結局のところ、転職を繰り返しましたが、最終的には我が地元の職場に中途採用で入社という流れに。

異動とか出向とかある職場なのですが、そう遠くはないところに限るので、いざそうなったときは雪を思い出そうかと。

 

いや、せっかく就職したのに別の土地に行くのは嫌だけれどw

 

それこそ幻想的な雪に聞いてみないとわかりませんが、雪は融けてしまいますからね。

残念。

でも、雪が融けると春はすぐそこです。

 

こうやってブログで経験を元にして何かしらを書き連ねているのも、考えてもみれば積み重ねですからね。

 

地元愛が再燃してきたのも割と最近のことですので、これからはもう少し生まれ故郷で得た経験値を頼りにしてみようかと。

 

そうなると……ニッチな記事になってしまうのだろうか……

 

あ、今もかw

 

今回はこの辺で。

みなさん、いつも読んでいただいてありがとうございますm(_ _)m