おばんでがすm(_ _)m
とか言うと、出身地がわかってしまうかもしれませんねw
普段、おばんでがすは使いませんがw
さて本日は、実は写真の美味しそうなラーメンにも関係する単品管理的なお話しを一つしたいかと思います。
研究とかタイトルには大層なこと書いてありますが、別に研究でも何でもありません。
たぶん普通に小売店で働いている人は、社員だろうパートだろうバイトだろう、嫌でも聞く言葉ですから。
SKUというのは、S=ストック、K=キーピング、U=ユニットの頭文字をとったものになります。
ストックキーピングユニット。
うーん横文字が大好きな僕にとってはたまらない単語ですw
これは簡単に説明させていただくと、例えば同じプリントTシャツがあったとします。
これって、サイズありますよね?
人間体型も体格も性格も、皆々違う生き物ですw
ですので、SだとかMだとかLだとか……同じ商品に対して、サイズ違いが展開されているのが普通ですね。
つまるところ、このサイズがSKUです。
同商品の量目違いなどもこのパターンで、国産豚バラ肉という商品タイトルに対し、「国産豚バラ肉300グラム」「国産豚バラ肉500グラム」「国産豚バラ肉1キログラム」の3サイズ展開であれば、3SKUとか表現します。
まあ豚バラ肉は量って売るので、商品タイトルよりも成分表示内に量目の記載があるので、そこを見たほうがいいですね。
いずれも同じ商品に対しての、展開であって、これを単品管理と言っています。
僕は直接商品の仕入れなどに関わっていないので、よくわかりませんが、強めに訴求したい生鮮品などには、5SKU展開で売りさばこうだとか、選択肢を増やし消費者に無言のプレゼンをするわけですね。
さて、前置きは終わりです。
正直、売れるのは定番。際物は際物で小売では、敏腕バイヤーがあの手この手を考えますが、結局定番商品はいつの時代も強いわけですよ。
だってみなさん、ラーメン好きでしょう?
意識高い系ラーメンが台頭する現代ですが、正直、初心に戻りません? 最終的に。
いろんなラーメン屋に行きましたが、たとえ馬鹿舌と言われても、チェーン店の味が恋しくなってくる。
そんでもって、シンプルな中華そばや味噌ラーメン、塩ラーメンに人々は行き着くのではなかろうか……そんなことをラーメンを食べながら思考するのですが、SKUは何もラーメンや小売業界にだけ適用するものではないのです。
じゃあここで、人の定番とはなんでしょうねという話に持っていこうと思います。
人の単品管理というとレプリカの世界に立たされたミニチュアのようなサイズ展開を思わせますけれど、地球が回っているのならそれも致し方ないのかもしれません。
人間には、男と女がいます。
時代が時代なのでトランスジェンダを引き合いに出してもいいのですが、大分類としては生物学的に、男か女という話になります。
残念ながら、未だに書類には男か女に○を付ける欄しか存在していません。
男と女で、2SKUでしょうか。
これが商品なら、選択肢は少ないですね。
限りなく少ない。
どちらかしかないのですから。
しかし、男の中の男と、女の中の女を別サイズ展開してみると2SKUどころではありません。
表向きは2SKUかもしれませんが、考え方次第でもっともっと増えていくでしょう。
単品管理できないくらいに。
たとえば、男の中でも身長が高い分類と、低い分類。これだけでも男という括りと、高身長低身長で、合計3SKU展開に。
ここまでくるとSKUも何が何だかわからなくなってきてしまいますが、実は知らないうちに管理の手を離れているのが人間というもの。
ストックキーピングされているだけにはとどまらず、ユニットとして世界中に散らばっていく。
生きていると選択肢は増加しまくりですよね。
栄えある人生に選択肢はつきものなのでしょうが、本当に神様は僕たちを迷わせてきますよねw
でもそんなときに、単品管理されていた単一の人間としての意志から、同一ではない唯一になろうとがむしゃらになるのも悪くないのかもしれません。
なんだかくどい話になってしまいましたね……偽哲学ですねw
あ。
写真のラーメンは地元の行列店のものですが、うまかったです。
大盛り無料サービス。
ラーメンの並と、大盛りも量目違い。
でも、麺が多いほうがスープを吸いやすい。
量が増えて見えるのは実のところ幻で、並こそが本物だったりして。
好きなラーメンを好きなときに食える、平和な暮らしをしたいものです。
今もまあ、平和といえば平和なのですがw
めんどい話に付き合ってくれてサンクスでしたm(_ _)m
今日はこの辺で……